Kubernetes上のリソースをAnsibleで管理する

2019-08-21

お久しぶりです。@mosuke5です。
Kubernetes上のリソースをどのように管理していますか? kubectl apply -f manifest-file.yml のようにkubectlを使うことがまず多いのかなと思います。 自分もそのようにデプロイすることがおおいです。 今日はAnsibleを用いてKubernetes上のリソースを管理することを試してみたいと思います。

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Sidecar方式のFluentdでCloudWatch logsへログを集約することについての検討

2019-07-12

@mosuke5です。
Kubernetes上でのアプリケーションのロギングについてFluentdを使ってどうできるか考えていきます。 今回はサイドカー方式という方法を使ってFluentdでAWS CloudWatch logsへ集約することについてやってみました。CloudWatch logsを例に取っていますが、それ以外でも考え方は応用できますので読んでみてください。 また、サイドカー方式以外の方式については、こちらの「Kubernetesのロギングパターンは結局どれを採用したらいいの?」を参照してください。

FluentdとAWSの連携については、以前に「NginxのログをFluentdでDynamoDBへ送る」もかきましたので、参考にしてください。自分も復習で見返しました。

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新システム対応)CKADを取得の対策や試験当日の対応について

2019-07-08

※本記事は、もともと2019年7月に執筆されたものですが、当時の有効期限である2年が経過したので、2022年7月に認定を更新しました。2022年7月現在の状況に更新してお知らせします。

@mosuke5です。CKAD(Certified Kubernetes Application Developer)を受けてきました。
すでに多くのCKA/CKADの合格レポートや体験記がでておりますが、 それでも自分が実際に受けてみるまで不安な要素も多くあったので、 そのあたりを払拭するべくこの記事を書きたいと思います。

2019年7月5日にCKADを受験して無事に合格しました。
スコアは89%と案外高く(66%で合格)、驚きでもあったのですが、その体験をこれから受験する人にもシェアできればと思います。 (その後、2022年7月8日に認定を更新しました。スコアは96%と高く嬉しかったです)

ckad-certificate

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Kustomizeで環境ごとに異なるマニフェストを作る

2019-06-21

ブログの更新頻度が落ちていますが、サボっているわけではないです。。 はい。mosuke5です。

やはりKubernetesマニフェストのテンプレートエンジンは必要だ、と気づいてしまったので、マニフェストを生成できるツールを探していました。 そこで、Kustomizeを試しみたのでアウトプットとして残しておきます。使ってみた上でハマったポイントや注意すべき点なども含めて書きたいと思います。

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Kubernetes上のリソースをTerraformで管理するメリットとデメリット

2019-03-07

@mosuke5です。早くも3月になってしまいました。
しかし、個人的にはこの2か月は非常に動きがあった2か月でしたのでいろいろ楽しかったです。

さて、本題ですが、、
わたしの好きなTerraformを使ってKubernetesクラスタ上のリソースを管理するのをやってみたいと思います。
そもそもKubernetesをTeraformで管理するとなると2つのレイヤーの話があります。 今回は、後者のほうに重きを置いてお伝えします。

  1. KubernetesクラスターそのものをTerraformで管理する
  2. Kubernetesクラスター上のリソースをTerraformで管理する
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Virtual Kubeletとは何か。Alibaba Cloud上で実際に動かして検証する

2019-02-03

はい、@mosuke5です。
ここ最近、会社でも少しずつKubernetesに関するはなしなどもでてきており、自分の興味ある分野だったこともあり本腰いれて遊んでおります。 そのなかで、Alibaba CloudもProviderを出しているという、Virtual Kubeletについて気になったので、実際に動かして概念の整理と使いどころについて考えてみました。

例ではAlibaba CloudのKubernetesとECIを使っていますが、基本的な考え方は同じですので、Virtual Kubeletについて勉強したい人はぜひ読んでみてください。

2019/3/10 追記

こちらの記事の内容についてはSlideShareにしていくつかのイベントで発表しています。こちらもご参照ください。

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