Googleアドセンス合格に必要なサイトのレイアウトについて

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こんにちは、もーすけです。
ふだんはあまりブログ運用のことは書きませんが、Googleアドセンスの合格について非常に重要な知見を得たのでまとめます。 ずばり、Googleアドセンスの合格には実は「サイトのレイアウトが重要である」ということです。

経緯

本ブログは2014年2月ごろから技術的なトピックの備忘録としてはじめました。 サイトを運営して6年ほどたった2019年に、幸い見てくださる人も増えてきたので収益化が自分のモチベーションとなり、よりよい記事が届けられるようになるのではないかと考えGoogleアドセンスを申し込みました。 しかし、それ以降もう何十回(たぶん50回くらい)と審査に落ちました。 理由は、下記と表示されていました。

価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について
AdSense のプログラム ポリシーに記載されているとおり、ユーザーにとって価値がほとんどないページやアプリ、または広告の比率が高すぎるページやアプリには Google 広告が表示されません。

google-adsense-low-quarity

実施してきた対策について

インターネットや書籍で調べていくと、価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)では、主に「独自性がないコンテンツ」であったり、「価値の低い自動生成されたページが多い」ということでした。 原因がわかれば対処は簡単であると思い、過去記事を見直して修正したり、自動生成されるページなどを制御していきました。 Google検索の上位に来るような記事も多く、コピペで記事を書いていたわけではないので個人的には「質が低い記事」であるとは思いませんでした。 それでも、何十回も審査に落ちてしまい、途方に暮れていました。

途方に暮れており、コミュニティで相談したこともありました。(こちらが相談した投稿)回答者の方にも、記事自体はよく書けていると言っていただき、自分が感じているクオリティに間違いはなさそうと改めて思いました。 しかしそれでも合格しなかったのです。

サイトレイアウトの変更

そんなとき、サイトの向上をめざしてレイアウトの変更を考えていました。 これは、アドセンス合格のためではなく、サイトの導線を向上するために必要だと考えていました。 変更前のレイアウトは以下のテーマをカスタマイズして使っており、左のサイドバーにはブログのタイトルを表示する部分で、右サイドがコンテンツという構成でした。 こちらの構成では、画面を効率よく使えないことが問題であり、よりサイドバーを効率的に利用したいと考えていました。

blog-layout-before

上のような問題意識があり、2020年10月現在のデザインである下記に変更しました。 サイドバーの役割をブログのタイトルの表示から、「最近の記事」や「カテゴリー」など、読み手に次に進んでほしいリンクを掲載できるスペースへと変更しました。もし、アドセンスに合格することがあれば、広告を掲載するスペースにもなるなと考えていました。

blog-layout-after

実は、この変更を行っただけでGoogleアドセンスに合格しました
デザインの変更前後で、コンテンツを変えずにアドセンス申請を行いましたが、デザイン変更後に合格できたのです。

この結果がなにを意味するのか考えてみましょう。
Googleは広告を掲載するサイトを評価しているわけです。 広告を効率的に配信できるレイアウトになっているかどうか?というのはひとつの重要な項目であるということが考えられます。 Googleアドセンスの不合格の理由は、あまり詳しく書いてくれません。 もしレイアウトが問題だったとしたら「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について」というのは不適切なように感じますが、星の数ほどのサイトを判断しているのでひとつひとつ適切な不合格理由を伝えることは難しいでしょう。

まとめ

結果として、サイトのレイアウトがひとつの重要な要素であるとわかってきました。 レイアウトが重要であるということは、いままでにインターネットで検索した限りではほぼ情報がなかったので、不合格に悩まされている人たちの参考になればと思います。

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