英語でAWSソリューションアーキテクト認定の模擬試験に挑戦する

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こんにちは。@mosuke5です。
タイトルの通り、"英語で“AWSソリューションアーキテクト アソシエイトの認定の模擬試験を受けてみたので報告です。 英語で試験を受けることについて情報発信をしている人が少ないので参考になればと思います。
そもそも、なぜそんなことをしたかって…??

  • 今度、AWSの認定試験を受ける予定がある(日本語)
  • 今度、他のクラウドの認定試験を受ける予定がある(英語)

というわけで、英語での試験があまりにも不安だったのと、AWS認定試験もどのみち受けるので、 練習を兼ねてAWS認定の模擬試験を英語で受けてみた、のである。

結果

まず結果から。

「合格」しました!!

恥ずかしながら一応スコアも載せておきます。どうやら65%が合格ラインのようです。
なぜトラブルシューティングが50%なんですかね。知識が足りないのか英語の問題かわかりません。

Domain Score
Designing 75%
Development 100%
Data Security 50%
Troubleshooting 50%
Total 70%

試験について

今回受けたのは模擬試験です。言語は問わず、AWSが安い値段で腕試しの試験を用意してくれてます。 資格をとりたい人は必ずといっていいほど受けたほうがいいです。

  • 試験:AWSソリューションアーキテクト(アソシエイト)模擬試験
  • 試験時間:30分
  • 問題数:20問
  • 試験料:2000円
  • 言語:英語
    • もちろん日本語で受験可能。
  • 試験方式:オンラインテスト(ブラウザで)

英語で挑戦することの価値

そもそも、AWSの勉強を英語ですることの価値について少し考えてみましょう。
個人の考えとして、AWSに限りませんが、英語で勉強する価値は非常に大きいと感じています。 理由は以下のとおりです。

  1. 最新の情報は英語で発信される
  • 正直な話、今の時代ソリューションアーキテクトアソシエイトで出題されるようなトピックについては日本語でも多くの情報がでているので困りません。しかし、みなさんが目指しているのは資格そのものではなくて、おそらく今後のAWS上での開発や運用なのではないでしょうか?圧倒的に今後必要な情報は英語で入手しなければいけないことが多いはずです。
  1. 日本語だと分かりづらい概念が多い
  • 日本語になっていることで理解しづらくなっている概念はただあります。日本語と英語両方で見比べながら調べていくとこの感覚がわかってくると思います。
  1. 学習コンテンツが多い
  • 残念ながら、日本語でのAWSのまとまったコンテンツはまだまだ多くないと感じています。海外のサイトを利用すると(例えばCloudAcademyなど)その充実ぶりや学べる幅が非常に広がることを実感できるはずです。

英語力

とはいっても、英語で挑戦することは不安がありますよね?
英語のレベルについては人によって感じるところが異なるのでなんとも言えないのですが、正直なところそこまで難しい英語ではなく比較的シンプルだと感じました。

自分の英語レベルも、受験した当時は、大学受験時代にそこそこ頑張ったがその後は勉強していないレベルでした。 英語は英語としての試験だけで、英語で何かの試験を受けたことなどもちろんなかったです。 こういう機会に少しずつ勉強できたらと思っていた程度です。

学習コンテンツ

オンライン学習

学習のコンテンツですが、AWS公式ドキュメントを英語で必要に応じて読むことは前提として、下記あたりが優秀です。 自分はCloud Academyにはおせわになりました。不足分をLinux Academyで補う程度で使っていました。 Cloud Academyでは、講義のほかにハンズオンラボも用意されており、自分のAWSアカウントを使わずに演習ができます。AWS利用料を気にせずに学習できるので非常に優秀です。

ドキュメント

言語問わずなのですが、バイブルは「AWS Well-Architected Framework」です。
これを英語で読んでおくことで必要な英単語もある程度抑えておくことができます。

試験についての所感

試験を実際に受けてみて感じた感想をお伝えします。英語で受けることによる部分のみ取り上げます。

  • 多くの設問は、1-2行程度だが、たまに4-5行の設問がでてきます。長い文章でも焦らず読みましょう。
  • プロダクトの仕様や使い方の問題は比較的英語でも容易だが、現実の困ってる場面を想定され、問題を解決する方法を問う問題では英文の読解力が問われます。
  • 英単語のレベルとしてはいくつかわからないものはあったが、設問や選択肢を理解するのに困るレベルではなかったです。
  • 知識だけでなくちょっとした計算など考えなければいけない問題もたまに出題されます。まずはしっかり設問を理解できれば、日本人の算数力なら問題なく解けます。
  • 試験時間は30分で20問だったが、27分くらい解き終わった。英語読むスピードは練習しておいたほうが良いです。
  • 本番の試験はなによりも英語を読み続ける集中力が課題になりそう

まとめ

というわけで、初めて英語で試験を受けることに挑戦してみました。 自信もつきましたし、なによりも英語での学習方法や、英語で学習することのメリットを存分に体験できたことは非常に大きなと感じております。本番試験では、落ちたときのデメリットが大きいので、模擬試験だけでもこのように挑戦してみると、今後のエンジニアキャリアに活かせるなにかが得られると思います。 みなさんもぜひトライしてみてください。

その後の本番試験(日本語)については、こちらの記事を参考にしてください。

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