こんにちは、もーすけです。
毎年恒例、年末の振り返りをしていこうと思います。過去の振り返りについては以下を参照してください。
今年は「己」を一文字にしました。「己(おのれ)」「自己」といった意味からとっています。その理由は、後述しますが、仕事やなにかのスキルよりも自分の生活や内面とよく向き合った1年のように感じたからです。
振り返ってみると、なんだか出来事としてはいろいろあったのでつらつらと書き残します。
過去の振り返りブログ
気になる過去の振り返りはこちらです。
- 2014年: 2014年を思い返して
- 2015年: 2015年振り返り
- 2016年: 「嵐」2016年振り返り
- 2017年: 「進」2017年振り返り
- 2018年: 「策」2018年振り返り
- 2019年: 「捉」2019年振り返り
- 2020年: 「絆」2020年振り返り
完全在宅の年
去年の3月からコロナの影響で在宅勤務を続けていましたが、1年間ずっと在宅勤務であったのは当然はじめての経験でした。オフィスに行ったのは、会社の採用記事の撮影と、荷物片付けと、どうしても会議室を使いたくて行った3度だけでしょうか? かれこれ1年9ヶ月ほど在宅勤務を行っていると、家で生活することに最適化されてしまい、なかなかもとの生活に戻るのは難しそうです。 どうせなら、東京じゃなくて沖縄くらいに行きたいところですが、関東周辺にはこの先もいる予定です。
在宅勤務で仕事は問題なくできるのか?とよく質問されるのですが、今の仕事ではまったく問題ないように感じます。 オフラインのほうがやりやすそうなワークショップやテクニカルハンズオンなどを何度も行いましたが、一定のルールを守って行えば不自由はなかったです。
せっかくなので、思い出として会社に行って撮影した記事を貼っておきます。
マンション購入
在宅勤務が定着する中、今年はマンションを購入しました。引っ越しは2022年4月なので、正確には今年はマンション選びと購入する決断をしました。
マンションを購入しようと決断したひとつの理由にコロナはもちろんありました。上にも書きましたがアフターコロナとなっても、在宅勤務がデフォルトとなる予定で、何も東京23区で高い家賃を払って住む理由がなくなりました。とはいえ、今後は今以上には都心に出る機会も増えるとは思うので、東京には出やすい地域で検討しました。
いま住んでいるエリアが徒歩20分以内で、色んな場所にいけて、日々いろんなお店ができたりして楽しいので、その点は残念ではありますが、これからの生活もなかなか楽しみにしています。
初の書籍執筆
今年の大きな取り組みのひとつに、人生初の書籍執筆をしたことがありました。会社で主に担当しているOpenShift (Red Hatが開発するKubernetesディストリビューション)に関する書籍です。発売は22年1月19日なのですが、21年初から書き始めて約1年間執筆作業をしてきました。 もともと想像していたよりも大変な作業ではありましたが、人生でそうそう経験することのできない出来事かなとは思うのでやってよかったなと思っています。 書籍執筆に対する感想などは以下でまとめているのでこちらを見てみてください。
投資
大学生のころから投資にはなんとなく触れてきましたが、きちんと学ぶことなくなんとなくやっていました。 2021年は、投資についてしっかり向き合い、学び、よく実践した年となりました。 きっかけはマンション購入でした。おそらく人生で一番高い買い物であり、そのための資金計画や税金などいろいろ勉強していくうちにすっかりハマってしまった感じです。
あまり更新できていないですが、お金ブログも始めたりもしています。
副業
今年は、ずっと寝かしていた個人事業主としての活動にも挑戦しました。 個人事業主を開業したのは、たぶん2017年くらいなのですが(笑)、いろいろあって結局活動できておらず2021年になってはじめて売上を立てることができました。 このブログ経由でお問い合わせをいただき、Kubernetes x Alibaba Cloudに関してのシステム構築を手伝ったりしています。 会社に依存せず、収益を多様化したいと思っていたので、とても大きな挑戦になりました。
一方で、システム構築などは自分の時間を売るタイプの仕事なので、自由な時間は当然減るデメリットもよく感じました。これから同じ用に続けていくかは状況次第ですが、良いビジネス経験となっています。 個人事業主として売上が立つと、「経費」をうまく使えるようになるため、いままでできなかった挑戦もしてみています。なかなかおもしろいです。
マインドフルネス
過去に何度かマインドフルネスに挑戦し、あまり効果や意義を実感できずに辞めたことがありました。 しかし、今年はその意義についてしっかり理解することができ身体に染み付いてきました。 きっかけは、やはり自分の精神が一度辛くなったことです。いままでは、なんとなく「マインドフルネスって良さそう」くらいで本を手にとって、なんとなく実践するも、なんの効果があるかよくわからないな?と感じていました。
21年夏頃に、仕事のプレッシャーや不安から眠れない日が続き、病院で睡眠導入剤をもらうことがありました。そういった日々が辛く、一度仕事なんか辞めてしまおうかとも思ったときがありました。 一応言っておくと、別に職場がブラック・悪いとかそういうことではなくて、単純にハイレベルな仕事を求められる中で「自分はうまくこなせるのか?」という不安が強くなった結果でした。 仕事自体は好きだし、辞めることよりは、心地よく続けられることのほうが重要でした。 そんなときに、改めてマインドフルネスに挑戦し「Search Inside Yourself」という元Googleの社員が書いている本に出会い、状況が一変しました。
いままではどんな効果があるのか、なにを目的に実践したらいいのかよくわかっていませんでしたが、自分の精神状況の変化+素晴らしい書籍に出会うことで理解し実践できるようになりました。
まだまだマインドフルネス初心者ではありますが、少しずつ自分の心を客観的に捉えることができるようになってきました。結果的に、集中力が上がったり、物事を冷静に進められるようになってきたような気がしています。
2022年に向けて
2021年も、いままでと同じくらいに仕事は頑張ってきましたが、それ以上にプライベートでの出来事やチャレンジ、自分の内面と向き合うことが多かったです。おそらく2022年も、さらなる生活の変化が起こると思っていますが、次に挑戦してみたいと思っています。
(1) 仕事および関連の勉強に使う時間を減らしつつもパフォーマンスを下げないこと
まだ具体的なことは書けませんが、自分のために使う時間はますます減っていくと思っています。いまのところは、休日や残業など多くの自分の時間を仕事や勉強に使って、仕事のパフォーマンスを維持しているところがあります。もちろん、業務外で勉強することはすばらしいことなのですが、それに依存するわけにはいかなくなってきています。プロフェッショナルとして、それを高めることは当たり前でありつつも、それだけを生業にしているわけではありません。いかに効率よく仕事をこなしていくかを真剣に考えるときがきました。
(2) 自分のビジネスに挑戦すること
2021年は副業にも挑戦し、個人事業主としてのビジネスを行いました。来年ももっと「会社ではなく、自分のビジネスに挑戦してみたい」と思っています。理由はいくつかあるのですが、将来的には自分で事業をやってみたいというのがあるので、それに向けて失敗してもいいので経験を積むことを重視してみようかなと思います。 (と、書いてみたものの、時間的にそこまでできるかはわからないですが、目標は高く!)
今年もありがとうございました。
来年も頑張っていきましょう!