Tekton学習シリーズ
こんにちは、もーすけです。
今回はTektonのTaskにパラメータを引き渡す方法についてみていきます。
前回までは、Taskにべた書きしたコマンドを実行しましたが、パラメータ指定し変数化する方法を確認します。
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Tekton学習シリーズ
前回、TektonのOperatorを使ったインストールについて解説しました。
今回は、もうすこしTaskの動きを確認してみます。具体的には、Task内のStepの役割や、複数のStepがある場合の実行順序の制御方法などについて確認してみます。
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もーすけです。最近は、お金の勉強ばかりしてます。
住宅ローンをきっかけに、いままでやってきた株や投資信託のポートフォリオを見直して、確定申告やら、税金やら。。これまた学びがいのあるジャンルで楽しくて勉強しています。
今回は、インメモリDBであるRedisをKubernetesにデプロイ・運用するための方針や方法にについてまとめます。
いまとなってはRedisを検討することはめずらしくなくなりましたよね。セッションやキャッシュの保管先、ランキングデータの管理などさまざまなところで利用されているかと思います。そんなRedisをKubernetesで使う場合に考えるポイントを簡単に説明します。
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こんにちは、もーすけです。
最近検証したOpenShiftへのCA証明書を追加することについてです。
どういうケースでCA証明書の追加が必要かというと、自己証明書で運用されているレジストリとかプロキシに接続しなければいけないケースなどです。
たとえば以下のようなケースでしょうか。
- 非インターネット環境でのOpenShiftのインストールでミラーレジストリを構築した場合(ミラーレジストリの証明書が必要なケース)
- OpenShift外にプライベートのコンテナレジストリを構築していて使っている場合(上とほぼ同義)
- インターネットに出るのにプロキシを経由する必要があり、その証明書が必要な場合
- 社内のセキュリティでTLS復号化装置(SSL可視化ソリューションとかよばれるもの)を導入しており、その機器の証明書をインストールしなければならない場合
このときの証明書の追加の動きについて確認したので見ていきたいと思います。
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もーすけです。
過去にDatadogでAPMを少し検証したり、トレーニングの中でJaegerを触ったりしましたが、正直ちゃんとわかっていなかったので、改めてJaegerというか分散トレーシングについて検証してみたいと思います。
今回はKubernetes上にJaegerを構築するので、Jaeger Operatorをインストールして利用します。
今回はOpenShiftにて検証していますが、他のKubernetesディストリビューションでも同じように利用可能です。oc
は kubectl
と置き換えて読んでください。
検証環境は下記のとおりです。
- OpenShift: 4.4
- Jaeger: 1.17
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こんにちは、もーすけです。
本日は、ついに?ようやく?CKA(Certified Kubernetes Administorator)をとりましたのでその報告です。
いまさらのCKA取得に関することなので、CKAとはなんなのか?とかそのあたりについては本ブログでは割愛します。ぜひ他のブログを参照してください。
どちらかというと、個人的なモチベーションや準備したこと、受験に関する教訓(失敗談)などを中心にまとめたいと思います。
1年半ほど前にCKADをとったときのブログは以下です。合わせて読んでみてください。
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こんにちは、もーすけです。休日はもっぱら住宅購入の検討で忙しいマンです。
さて、本日は、Kubernetesのアプリケーションのデバッグに関して書きます。
Kubernetesで運用中のアプリケーションの障害対応で、ネットワーク関連のデバッグをしたいことはよくあります。
このブログでは具体的にtcpdumpを取得したいという場面を想定して書きます。
コンテナアプリケーションの開発・運用をしていると、イメージのサイズを小さく保っておきたいと思うはずです。
その理由についてはいろいろとありますが、イメージの展開のスピードを高めることで、デプロイや障害時の復旧を早めるなどが代表的なところです。(関連するトピックとして「コンテナイメージを軽くする方法と、その原理原則を考える」も読んでみてください。)
それゆえに、アプリケーションの動作に必要なライブラリ以外は入れないことが多く、デバッグツールを除外しておくことが多いでしょう。
しかし、障害発生時にいざtcpdumpやstrace, ping ,digなどを打ちたいと思ってもインストールされておらず困ることがあります。
そんな場面に遭遇しても焦らないようにあらかじめ対応策を頭に入れて練習しておきましょう。
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こんにちは、もーすけです。
今回は前回に続き、OpenShiftにGPUのノードを追加して利用する方法(導入編)として書いていきます。
インストールの細かな方法については英語ですが公式ドキュメントに譲るとして、実行していくにあたってのポイントなどを経験者としてまとめておきます。
概要編につきましては以下をご覧ください。
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こんにちは、もーすけです。
本日はOpenShiftにNVIDIA GPUのノードを追加して利用する方法2つのブログ(概要編と導入編)に分けて紹介したいと思います。
あまりまだ日本語での情報がないので、挑戦したいと考えている人の参考になればと思います。
また、非常に進化が速く、情報が古くなる可能性もあります。なるべく更新していきたいと思っていますが、最新情報は公式情報をみてください。。
導入編では、OpenShiftを取り扱いますが、他のKubernetesディストリビューションをお使いの方も参考になるところはあると思います。
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こんにちは、もーすけです。
ここ最近、ワケアッて少しAlibaba Cloud関連のKubernetesについて調べています。
ちなみにこちらの記事はAlibaba Cloud Adovent Calender 2020の2日目の投稿です。
Alibaba Cloudの中の人をやめて、もう1年半以上たちますが、まだこうやって調べるとは思わなかったです。いまになっていろいろAlibaba Cloudが取り組んでいるコンテナ関連のことがよく理解できるようになってきました(笑)
本日はアリババ/Alibaba Cloudが開発するP2Pのファイル配信ソフトウェアのDragonflyについて少し書いてみたいと思います。(まだ調べ中のところもあるので許してください)
Dragonflyとは
Dragonflyは、アリババおよびAlibaba Cloudがメインとなって開発している、オープンソースのP2Pファイル配信の仕組みです。
よくコンテナイメージの配信のためのソフトウェアといわれることもありますが、実態はコンテナイメージだけでなく、どんなファイルにも活用できるものです。
コンテナ時代より前からアリババが研究していた効率的なアプリケーションの配布、キャッシュの配布、ログの配布、画像の配布がもとになっています。
現代のクラウドネイティブの環境になってコンテナイメージの配布にも活用されてきているということです。
その目標は、クラウドネイティブのシナリオにおけるすべての配布問題に取り組むことです。現在、Dragonflyは以下の点に焦点を当てています。
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